To The Backhandを打てるようにする。どのようなショットを打つ必要があるのでしょうか？
僕自身の中でこのTo The Backhandはとても重要な戦術、テクニックの中の1つとして捉えているので結構ディティールにこだわります。
というのもやはり高さやスピードなど同じペースで打ってしまうとミスを誘うことが難しいのです。意識的にペースを変えることによって相手のミスを誘うことができます。
もちろんすべてをこのTo The Backhandへ打つわけではありません。いつでもこのカードを出せるようにしておきたいのです。
そのためには戦術的にどの場面で使うかを自分の中で考え組み立てておかなければなりません。
To The Backhandとは？
基本的にTo The Backhandとは高さのあるボールを相手のバックの高い位置へ打つことを指しています。
To The Backhand 2つのショットパターン
このTo The Backhandをどのようなボールを打ちたいかというと僕の中では2つのショットパターンがあります。
1. 初速スピードのある重いボール
2. 上からできるだけ落ちてくるショット
1. 初速スピードのある重いボールはいわゆるフックショットの事です。エッグボールにもなるのでしょうか。通常To The Backhandというとこちらが多いです。
2. 上からできるだけ落ちてくるショット
どういうボールかというと地面に対して真上からボールが落ちてくるのが角度大きくなります。インパクトが起点とするならばボールがラケットから離れる斜角、地面の落ちてくる落角が大きいことです。
強打してネットギリギリを通すと反対に角度が小さいことになります。
弾ませたいのでその分上から落ちてこないといけないのでより高さが必要になってきます。またここでは弾んで向かっていくボールにしたくありません。
対戦相手が無理して力を加えないと前に飛ばせないそんな弾道にしたいのです。
また高さを出すとスピードを出して過ぎてしまうと当然コートの中に収まりません。スピードを殺してでもこの高さを維持したいのが2つ目のTo The Backhandです。
To The Backhandを打つために必要なこと
サイドのブレをなくしたい
相手のバックに打てるようにサイドのブレをなくしていきたいです。どこからでも相手のバックハンドに打つとことが戦術的なねらいです。
この高いボールを打つに当たって一番必要なことはなにかというと打とうとする気持ち、アイディアです。
そしてこのアイディアを出すためにはプレイの中での我慢が必要です。我慢ができてアイディアをだす。これがまずはTo The Backhandを打つための一番の秘訣となります
ボールの外側をとらえること
技術的に必要なことはボールの外側を捉えることです。後からボールを叩いてはボールはまとまらないので必ずボールの外側を捉えます。
ラケットを外側に振ること
インサイドアウトにボールを振ることによってよりボールの軌道をイメージしやすくなります。イメージとして卓球のフォアハンドイメージをしてください。
ボールを立体として考えてボールの背面を捉えずに、ボールの外側、そして下側を打つなど立体的にボールを捉える事が重要です。