数日前にFacebookに挙げたのですが、大阪選手とメディアの件でちょっとした自称意見屋さん(メディアの方含め)には意外と指示を得られずに劣勢な空気を感じます。
僕もプロ選手たるものメディアの対応はとても重要であるのは理解しています。
その為、『気分の悪いときにそれを強要される』のが嫌だというただの感情だけでプレスを拒否したり大人げない態度することはプロ選手たるものはしてはいけないと根本は思っています。
トッププレーヤーも含めてプレスは競技(ツアー)の一部であるというのも認識しています。その根本を持っていてのあえてコメントです。
大阪選手、その重さを認識しながらユーモア溢れる対応だなと思っていました。当然重要さを認識しているからこそユーモアで問題定義を切り開いていくことに僕はさすがだなと思っていました。
トッププレーヤーたるものもメディアの対応は当然です。僕はトッププレーヤーになったことないですが歴代のトッププレーヤーはどの選手もそのように対処してきました。
しかしそれらを利用し選手の繊細な心などみじんも気にせずに場をわきまえない無能な記者がここ最近あまりにも多すぎます。レベルが低すぎる。
普通の神経ならそんな試合後神経が高ぶった選手にそんな質問しないでしょと思ってしまうことが多いのです。
もしくは競技に全くない質問をわざとか無神経なのか、ふわっとした質問も良いんじゃないのか、お茶の間を和ます、喜ばす質問がいいのではないのか、そんな身勝手な質問が多過ぎです。
アスリートを馬鹿にしている。しかも競技の場所であるプレスルームで。
選手の貴重な時間を奪っているのだから試合後の質問はもっと選手の心理に迫った質問をするべきではないでしょうか。
ユーモア溢れる答えをできる選手に対して、ユーモア溢れる質問をできるように感性を磨くべきです。
プレスルームではないですが試合終了後の気分が高まっている選手相手にジム・クーリエの質問は選手の痛いとこもつきながらも心理を理解し、ユーモアを交えながら鋭い質問を選手に投げかけます。
それが全くない。だから答える気が失せるんじゃないかな。だったらオフィシャルな質問の場所ではありふれた質問をして最低限、低脳な質問は避けるべきです。
バカな質問をしたければそのような時間を割いてもらってギャランティーを払えばいいことです。選手も我慢しますし、イヤなら断ります。
いずれにしてもアスリートの芯の部分を理解した質問をすればこのような問題が起きなかったのではないでしょうか。
何よりも未だに「日本語でひとこと!」などと嫌がる選手を無視して言い続ける日本のメディアは消えていいです。なくても困らない。あってもなにもプラスになったことがない。
アウトサイダーからしてもどうみても無能な質問であり聞きたくもないと感じてしいます。正直質問を聞いてて恥ずかしいです。
大阪選手がUSオープンそしてグランドスラム初優勝の時の国際的なメディアでの場の日本記者の質問のレベルの低さを再度確認してもらいたい。
そして「多くの批判が寄せられている」ということに僕はとても驚いています。
僕はそんなことはないと思っていて、多分に、個人スポーツだけでなく、プレミアムリーグやその他団体競技からもかなりの指示を受けるのではないかと思っています。
ゴルフ界の帝王ジャック・ニクラウスはメディアの姿勢の変化にも言及しています。
「私たちが若いころにはなかったが、最近のメディアには、名声を得ようとしていて、センセーショナルなことをしようとする人が何人かいる」。
わざと監督や選手の嫌がる質問をすることがパフォーマンスだと勘違いして質問してきたり、選手や監督の事をみじんも思っていないメディアは再度消えていいです。なくても本当に困らないのです。