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それは本当に振り遅れているのか?

タイミングが合わずに振り遅れてしまう。理由として相手の速いボールや、球種の変化、ボールが刺さってきたり、重いボールだったり、イレギラーだったり色々な理由が挙がります。

これらはタイミングが合わずに振り遅れてしまいフカしたりサイドアウトをしてしまう。そんな結果になってしまいます。

さてこの振り遅れですが本当にタイミングだけの理由でしょうか?いわゆるボールよりもラケットの入りが遅かったから振り遅れたのでしょうか?

振り遅れの原因として、もしくは振り遅れのようになってしまっているショットに対して、原因はタイミングだけではないのです。今回はこれらについて説明をしていきたいと思います。

線と面を別に考える

線というのはスイングアーク・Pathの事です。そして面というのはラケットの面、フェイスアングルを刺します。

これらを一緒に捉えてしまうと気づかない振り遅れがでてしまいます。特にこの線と面を色々なパターンで組み合わせることによって軌道や球種をプレーの中で操ることが可能になります。

そして振り遅れについてですが、テニスは飛んで来るボールを打たないといけないので微調整が必要ですが単純に物事を考えてみましょう。

簡単な例を出してみます。例えば真向かいから飛んで来るボールに対してラケットフェイスが1度(L)でも左に向いていたらボールは右に打ち出すことはありません。

フェイスの向きが振り遅れの原因だと思っている

逆に1度(R)でも右に向いてしまったらボールは右へ飛んでいってしまいます。

テニスはこのほかクロスから飛んでくるボールをダウンザラインへ、ダウンザラインから飛んで来るボールをクロスへ、クロスからクロスへ、ダウンザラインからダウンザラインへとかなりフェイスアングルの複雑な微調整が必要です。

しかしこの原理を最低限覚えておくことによって安易なミスを減らすことができます。安易なミスとそのミスに対しての原因がはっきりしているので試合中でも修正出来ます。

思い出した現役時代、原理原則を理解していれば、、、

何も知らずに南米のチャレンジャーの試合に出場し、なにも分からずクォリファイして、第一シードのニコラスペレイラに勝つ寸前でした。

残念ながら僕の現役時代はこの原理を理解していなかったため(テニスに限らずスポーツはまだまだ感覚論の時代でした)極度の緊張から、いきなしダウンザラインのアプローチが打てなくなってしまったのです。

ニコラスペレイラは僕が中学生で出場した世界の試合でみたジュニアナンバーワンの選手であり超好きな選手であったので勝ちを意識したとたんショットが乱れました。

ボールは走らなく完全にアプローチダウンザラインがセンターに入ってしまったりそうならないようにサイドに打つと大きなサイドアウトをしてしまいました。

もっとサイエンスに原理原則を理解していれば極度の緊張の中でもすぐに修正出来たでしょう。フェイスアングルを修正していたら、、、なんてフッと当時にフラッシュバックしてしまいました。

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