緊張は悪いことではない
世界ナンバーワンでも緊張するのです
かのピート・サンプラスでさえ試合の時は毎回緊張すると言っています。我々の緊張なんてピーナッツみたいなものですが、緊張の度合いは本人からすればかなりの深刻な緊張であるかと思います。
最初は身体も心も固いことを前提で戦う
練習の通りに身体が動かないなんてことはよくあることです。それらを含めて最初の数ゲームを戦いましょう。徐々に心も身体も目もなれて来ると緊張がほどけてくるのでそれまで焦らず待ちます。
練習の時は是非試合の緊張を思い出して練習に取り組んで下さい。ラケットが振れない、身体が動かない、その状況を思い浮かべてみてください。
匂い、音、身体が強ばった自分、どんな心理状況下だったかなど思い出しながら練習に取り組みます。その時におけるスイングなども決めておくと、いざその状況に陥った時にすでにその状況下で練習しているので極度の緊張は避けられます。
センターからサイドラインへ向かって打つ
まずは身体が思い通りに動かない時はミスしない事を優先します。いきなしベースライン、サイドギリギリに狙うのではなくセンター付近から徐々にサイドラインに向けて打っていきましょう。相手を走らせていなくてもミスするよりかは全然マシです。
意識的な呼吸
沢山の酸素を血液を通して身体に送りましょう。その為には意識的な呼吸をする必要があります。スポイトをイメージして息を吐いてから吸うこと。まずは緊張を吐き出して良い空気を吸いましょう。
意識的な身体を動かす
身体は強ばるので大きく身体を動かしましょう。ただ良く足を上下に屈伸したりしすぎると筋力を使いエネルギーの無駄使いになってしまうので気を付けてください。
また緊張すると身体だけではなく顔も強ばります。グランドスラムを何度も制しているボリス・ベッカーは大事な局面になると大きく口を開けます。顔の強ばりの理由だけではないですが、意識的に緊張をほぐすことを目指しているのをうかがえます。
最後に
上手く緊張と付き合っていきましょう。またその試合が全てを決めるわけではありません。次頑張ればいいのです。それぐらいの気持ちで戦えば以外とパフォーマンスを発揮することができますよ。