皆さんはどのようにして相手のセカンドサーブを展開していきますか?
ファーストと同じ?強打する?回り込む? これらコースの種類やポイントを取るパターンをしっかり持っておくことが大切です。
僕はどうしていたかというと、まずは返すこと。そして体勢を崩すことを一番に目指していました。崩すためにはどのようなリターンを打ったら良いのか逆算して考えています。
その為には変化を入れることが必要になり、ポジションを前に入ったり後に下がったりリターンのバリエーションが広がるようになりました。
セカンドサーブはチャンスボールではない
まずはミスしない事を前提にしないといけないので試合の序盤は相手の特性を読まなければいけません。そしてポイントの重要度によっても攻め方が変わります。
アドバンテージレシーバーならまずは触らせる事を優先します。
0−40だったら「ワッ」と相手を驚かす強打を打ちます。
ポイントの流れを考えながら自分の中でもパターンを選択していくようにしてください。上記”攻め方’と書きましたがけっしてセカンドサーブだからといって強打することなどと決めつけないようにしてください。
おすすめセカンドサーブの対処の仕方
僕自身リターンの打ち方のベースとして上記に挙げたように体勢を崩すことを優先にしているので、フルスイングはしません。ターンで入るようにします。ブロック以外を除いては基本ファーストサーブは全てターンで入ります。
どうしても前に入って打つというとフルスイングで力強く打つというイメージが強く持たれる方が多いです。
例え相手のセカンドサーブでもやはり、弾んだり、滑ってきたり、サイドに引っ張れなかったり、ボディーにきたりといろいろな変化するサーブが来ます。
それらに対処するためにはすべてフルスイングというわけにはいきません。セカンドサーブはポジションも色々変えるので全てはターンではないですがベースとなります。これを幹にしてポジションや球種で変化を加えていきます。
基本的なターンの打ち方
ターンはどういう打ち方かというと、相手の力を利用して打つのでストロークで言うとセミオープンスタンスで入り、レシーブは2〜3歩ほど前に重心をもってスプリットステップして入ってくるので身体の勢いも利用することができます。
身体の使い方として必要なのは股関節、お尻、内転筋を意識的に使い地面の力を使って打つことによって重いボール、刺さるボールを打つ事ができます。決して速いボールを打つことは求めていません。
最後に:なぜターンで打つの?
ここでなぜターンで打つ必要があるか簡潔にいうと全てはスイートスポットにあてたいからです。ショートスイングでもスイートスポットでとらえることによって速いペースのあるボール、弾んでから重いボール、滑るボールになります。
サーブで体勢を崩して取り戻していない相手のバランスを崩したりアンフォースドエラーを誘うことができます。
次回ははバリエーション編をお伝えします。