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1/2 良さそうで実は逆効果であった!?テニスでやってはいけないこと

固定観念に縛られてよかれと思って取り組んでいることが実は逆効果であったということは少なくありません。そんな勘違いをしないように下記にあげたいと思います。

常に体勢を低くたもち膝を曲げること

勘違いされがちなのは膝を曲げることが全てだと思っていること。指導でも膝を曲げる。常に体勢を低くなんて言ってしまいがちです。

全て膝を曲げる事は理想ですが現実的ではありません。体力は有限であり、どちらかというとセーブしながら使っていきたいです。

もちろん膝を曲げる大切な場面もありまが、すべてのショットを膝を曲げて打つ必要はありません。

例えばパワーを伝えるのに膝を曲げて下半身の筋肉全てを使って打つのではなく、骨、腱からの反動を使って地面の力をボールに伝えるようにします。

高いジャンプするために膝を最大限曲げると高いジャンプができるかというと、そうでないことと同じです。

どんなボールも全力で追いかける

このニュアンスを伝えるのにとても難しいことではあります。ではすぐに諦めていいのかというとそうではありません。

例えば相手サーブ、40-0とほぼキープされてしまうのにそれでも全てを追いかける必要はあるのかというと理想はイェス。だけど現実は体力の無駄使い。相手サーブ40−0とブレイクポイント30−40では同じ状況かといえば全くそうではありません。

風潮としてすべてのボールを追いかけることは素晴らしい的な風潮がありますが僕はエネルギーの無駄遣いをしないようマネージメントして大事なポイントにそのエネルギーを取っておけるようにしたいです。

上記でも挙げたように体力は有限です。とてもセンシティブな伝え方が必要だと思いますが、要はどれだけ大事なポイントであるか、その場合は全体力を使っでもポイントを抑えるなど、このポイントがどれだけ試合を左右するキーポイントかという嗅覚が重要です。

サーブは高い打点で打つこと

高い打点で打てば良いサーブが打てると言う考え方。これでエースの量が10本増えるならば高いジャンプをして打った方が良いでしょう。

膝を曲げて高いジャンプをしてもそこまでサーブ力は上がりません。サーブは高さだけではなく、身体全体を使い、タイミングも含めたサーブが重要になってくるので高いジャンプをして果たして最適なタイミングで捉えられるかといえばそうではありません。

中には身体能力の高い選手はジャンプによってサーブ力を上げる選手もおります。ただそのような才能あふれる選手でさえスリーセット持たないことがおこります。

サーブは効率的な高い打点とタイミングで打つことがとても重要です。

最後に

とても伝え方に左右されそうですがやはり効率的にそしてスポーツサイエンスを含めた試合の戦い方をしたいですね。

2/2 良さそうで実は逆効果であった!?テニスでやってはいけないこと

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