今まではプライベートコーチング的なことをしていましたが最近では キャンプではなく一般グループレッスンも受け持つようになり改めて沢山の発見があります。
その中の発見である、グループレッスンとプライベートレッスンの違いをお伝えしていきたいと思います。
グループ、プライベートどちらのレッスンがいいの?
・コストパフォーマンスが良いグループレッスン
・球数打てるからプライベートレッスンで
それぞれ捉え方が分かれますが僕はこれらを対比する対象ではないと思っています。両者をうまく活用することだと思っています。
僕がプライベートで担当した選手は「グループレッスン?球数打てないでしょ?」などと少し軽視した選手が多かったです。
グループレッスンから入った方は「これ以上何をプライベートで学ぶ必要があるの?」と思われるかたが多いこと。この両者に向けてのテーマとしたいと思います。
グループレッスンの利点
グループはいろいろな知識や情報を取り入れる場です。授業でもセミナーでも色々と気づきを与えてくれる場があるかと思います。
自分の中で新しい情報や、その情報から発想発想が生まれたりします。それがけではなく、他の人を観たり、自分だったらこうしてみようなど気づきを得れる場所です。
プライベートレッスンの利点
プライベートはテーマに基づいて時間をかけることができます。当然と自分だけの時間であり、深掘りすることができます。深掘りするために反復を繰り返すことができます。
その反復もグループレッスンのように決まったスケジュール、プログラムのなかでの反復ではありません。それぞれのプレーヤーの反応に対してのアプローチができ常に微調整しながら取り組めることができるのが利点です。カスタマイズ性が高いといっていいでしょう。
スライスを例に出すと
グループレッスンでは限られた時間の中でスライスをテーマにしました。いつもはフルスイングしてミスしてしまうところを面を合わせてスライスで返球できるようにこの状況でスライスを打てるようにしましょう。
そのような情報をグループレッスンでは得ることができます。それだけではなくスライスはディンクショットを打てたり、ロブを打てたりとプレーの中での広がりを学ぶことができます。
基本的なスライスや柔らさが必要なロブの打ち方、相手にリスクを負わせるディンクショットまで使い方かなど知識を毎レッスンで学ぶことができます。
ただしスライスがそこで効率的にうまくなるかといったらそうではありません。それは反復する数と時間が足りないからです。
そこでプライベートレッスンではグループレッスンで気づきのあったスライスのディティールを学びすぐに反復することができます。
またグループレッスンでは深く堀下げられなかったものをプライベートでは、ボールの下腹をこすりすぎで浮いてしまったボールに対して少しリストの角度を変えてみましょう。それでネットしましたねそうなったらこの角度を上げあげてみましょうなどタイムリーないうやりとりがプライベートレッスンでは可能です。
最後に
指導者になり僕は常に自分に問いかけるのですが、これで僕の父親を納得させられるであろうか。金出す、口出す僕の父親はこのグループ、プライベート両レッスンを本当にうまくバカ息子のために活用していました。
もう少し続きをかけると思うのでまた次回にしましょう!