ボールがかっ飛ぶ、振り遅れてコントロールが効かない、トップスピンがかからない、このような問題点が出てきたら下記に3つを気をつけてみましょう。
今回は問題点と解決法を順にしてお伝えしていきます。
アウトをしてしまうと収拾つかない
叩くというのは球離れがよくスピードは出るんですが、テニスは距離のコントロールをしなければなりません。逆に難しくなってしまいます。
解決方法 : ボールを叩こうとしすぎない
変にボールを叩くというイメージを持たないことです。叩いてしまイメージ強い方はRimowaの20キロのスーツケース置いてボールを見立てて打ってみましょう。打つと言ってもスーツケースを動かす場合はインパクト時に体重全体で押さないとスーツケースは動きませんし、身体にも負担がかかります。勿論押すイメージが持てればサムソナイト、Tumiでもなんでもかまいません。
ラケットでは叩かず強く押すイメージを持ってください
フォア・ダウンザラインをサイドアウトしてしまう
これは手打ちが原因です。身体を使わず手でテイクバックをしてしまっているので、気持ち降り遅れてしまいます。例えば、フォアサイドからダウンザラインを打とうと思った時にサイドに切れてしまう。クロスコートに打ちた時には角度つかずにセンターに行ってしまう。
解決方法 : 手打ちになってしまっているので身体を使う
やはりフォアハンドは良くも悪くも融通がききどうしても自由に動いてしまいます。それだけに意識の持って行き方は制限をかけることです。
地面に座って身体を捻りましょう。丸イスなどでもかまいませんが、お尻が地面に付いているのでお尻より上部のウェストの部分の捻りを感じることができます。その際は手で引くことはしないでください。
あまり90度までひねれる方は少ないと思いますが45度ぐらいまで捻れたら十分だと思います。
プラス下半身を使えるようにした場合、お尻や股関節を使うのでもう少しテイクバックが大きくなります。その為に地面にお尻を付けている時は腕を使わない「制御」するようにしてください。
その他にオーバースイングで多い方は身体の捻りだけでなくお尻でもひいてしまいオーバースイングになってしまうのでまずは上半身を捻るその感覚を身に付けてから下半身の股関節の付け加えてください。
ラケットヘッドだけを落としましょう
スピンをかける際に、ラケットヘッドはボールの下から入ってきます。その感覚は皆さんもお持ちだと思います。
ラケットヘッド”だけ”がボールの下から入る必要があります。切り返しが作られるとトップスピンがかかりやすくなります。
これを腕も一緒に下げてしまうとトップスピンではなくただの回転のボールになってしまいスピードの乗ったボールは落ちずにアウトしてしまいます。スイングアークを横から見ると8の字がぎゅっと収縮された8の字になってしまっています。
解決方法 : 腕とラケットヘッドのスイングアークをチェック
手の動きだけでいうと横に長い8の字を描けるようにしてください。そしてラケットヘッドだけが大きな8の字を描けるようにすることです。ただあまり切り返しを意識しすぎるのも振り遅れの原因になってしまうので振り遅れるのならばまずは切り返しを抑えて最適なタイミングで打てるようにしましょう。
最後に
特にフォアハンドはとても自由がきいてしまいます。自分の中で何か制限をかけておかないとやりたい放題になってしまうので、やるではなくやらないチェックリストを持っておくとミスを抑えられてボールもまとまるようになります。