選手時代に何年かに一回神がかったプレーをした時の事を思い返してみました。いわゆるゾーンに入った時を丁度大枠を書き終えるところです。
その中の大きな要因の1つとしてバックハンド・クロスコート(以後バッククロス)を挙げました。バッククロスについて徒然書いていたらひと記事分を書けてしまうぐらいの量になったので別枠として先にでご紹介することにします。
しかも書いていくうちに一回ではまとまらなくなったので二回に分けてお送りしていきます。
表題は大げさでしたが、バッククロス打てただけではさすがに勝てませんが、勝つためにはバッククロスはマストであり、それ程、奥が深いというのをおわかり頂けるかと思います。
今回のエントリーはバッククロスです。ぜひ最後までお楽しみください。
この症状がおきたらバッククロス不足だ!
なかなかチャンスボールがやってこない
フォアハンドで責める機会をえられない
相手の体勢を崩してない
相手に責められてしまう
などの悩みを掲げている方は一度このバッククロスを見直してみましょう。
ではどのようなクロスことがあるのか見ていきましょう。クロスコートとクロスコートが牽制となっているものをご紹介していきます。
精度の高いバッククロス打つ必要性はどなたでも感じていることだと思います。その表だった素晴らしさだけではなくそれに付随する沢山のものが堅牢となるプレーに繋がるのだということをご紹介します。
ポジションが変わる
対戦相手をバックサイドのシングルスラインもっと角度がついてダブルスラインのところまで追い出せるとポジションが変わってきます。
常に相手にバックハンドを打たせることによって自分のポジションはセンターまで戻らずにバックよりにポジションを取ることができるのです。
体力切れしない
自分がセンターまで戻る距離が変わってくるので体力の温存に繋がるわけです。1、2ゲームではそこまで変わりませんがこれをスリーセット通してどれくらい無駄な動きを省けるでしょうか。
単発では気づきませんが試合全体、トーナメント全体を通して考えるととても大きな差であります。
ミスを誘うこともできる
もちろんその中で対戦相手はダウンザラインに打ってきます。しかしコートの外側から打たれたダウンザラインはそこまで脅威ではありません。
勿論スーパーショットを打たれたらエースを奪われたりします。そこまでスーパーショット打たれたらしょうがないです。
が、スーパーショット打たないと決まらないので相手はそれ以上にポイントを失う機会が増えるのです。わざとスペースを空けて難しいポジションからミスを誘うこともできるのです。
フォアハンド・クロスコートのカウンター
例え相手がミスをしなくても戦術的にあえてダウンザラインへ打たせることもできます。
こちらはカウンターを待ち構えているので、フォア・ウィンドミルでクロスコートを打つ予測も既にしており角度まで決めているので精度の高いクロスに打つことはそこまで難しくありません。
カウンター読まれてきたら?DOLI・DOLIでもいかがでしょうか?
バッククロスの精度が悪いとそれは恐ろしい
反対にバッククロスの精度が悪いと上記挙げたものが一掃されてしまいビハインドになってしまいます。
相手にフォアハンドで回り込まれてしまい、回り込みフォアのダウンザラインを常に警戒しないといけなくセンターまで戻らないといけません。体力も使わないといけないですね。
バックハンド・クロスコートはまだまだ続きます!