今回は高い打点について。高い打点でしかもオープンスペースに打っているのに中々決まらない。相手にすぐに切り替えされる。パワーでしか押せないという方に多い問題点です。
決まらなければ決まらないほど力でねじ伏せようと逆効果になってしまいます。
今回はそれらがおこる大きな問題点を三つあげたいと思います。
タイミング
強く叩くよりタイミングをしっかり取った方がボールが決まるのでこのタイミングというのはとても重要な部分をしめます。
高いボールだけではなくエースを奪うことに関してこのタイミングはとても重要です。タイミングとはタイミングを外せること。オフバランスを狙えるとことを指します。
力もそこまでいらずに相手のオフバランスを簡単に狙えるので自らのリスクを背負うこともありません。にしてはここの神経をあまり尖らせて取り組んでいる選手が多くはありません。
ボールを待ってしまったり、早く取ろうとタイミングを早く取り過ぎてしまうのもミスの原因となってしまうので以外とピンポイントタイミングが必要となります。
その為には準備、予測、ポジション沢山の要素が必要となります。
球種 (ツール)
せっかく高い打点で捉えたので、相手のコートに弾む際には刺さるようなボールを打ちたいです。これがトップスピンであると刺さるボールにならずにそしてその球種では相手のオフバランスを狙えません。
スピードだけでしかアドバンテージを取れないので自分もリスクを背負う必要があります。
打点
打点は高いところでは皆さんも認識しているかと思いますが、どこで捉えるか予め決めておくと迷いもなくなります。
まずは肩の位置で打てるようにしましょう。そしてもう一つ付け加えるとより高い打点で打つことです。肩の位置なのにより高い打点ってどういうことでしょうか？ジャンプして打つようにします。
正確にはジャンプが目的ではなく地面の力を使った結果より高い打点で打つことができます。ジャンプを目的にしてしまうと必要以上に筋力の無駄使いをしてしまうので気を付けるようにしてください。
### 最後に
これら三つをバランス良くおこなえることによって、小さな力で大きな重いものを動かすときに使うテコの原理のように、いとも簡単にエースを奪うことができます。
裏を返すとそれぐらいボールを決めるのに重要である基礎といっても良いぐらいなのに疎かにしてしまっては当然とウィナーは奪えません。
オーバーパワーせずに決められる是非この仕組みを利用して高い打点に取り組んで頂きたいです。
次回は気を付ける点を挙げたいと思います。