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打点は前!だけではない ショットによって使い分けよう!

僕は中学2年生まで父親と2人で昭和の森テニスクラブで練習していました。それまでテニスを習ったことがありません。

球出し練習ばかり、それが退屈でドロップショットやアングルショットトップスピンロブなど飽きないように打っていました。

一つだけ口うるさく言わたことがあります。

前で打て!

その為、打点は全て前で捉えていました。

ラスベガスの試合でアガシが隣で練習をしていました。その時に驚いたのが打点が後ろ気味でした。
後ろではないです。

勿論状況によって変わりますが、でもアガシといったら相当打点は前で捉えているだろうなと思っていたので驚きでした。

今日は打点についです。シチュエーションによって変わってくるので是非使い分けてください。

ウィンドミル 自らコントロールできる時

打点は前
クロスコート、アングルショットなど自分が主導権を握っている時など打点は前でとります。特にウィンドミルはエマージェンシーとしても打ててしまうので打点後ろでも打てることが利点です。

ただ時間があるのにわざわざ後ろで打つ必要もないので打ててしまうだけに気をつける必要があります。

ちなみにインサイドインはもっと打点前です。

ウィンドミル 低いボール、速いボール、短いボール

打点は後ろ気味
スイングを外に振れば振るほど打点は後ろになります。あまり打点を後ろといういい方はしたくはありません。後ろ気味とだけ言っておきます。

その場合、身体を入れないとスイングは外に振ることができなく、また身体が開いてから打ってしまうと最終的に小手先で調整するようになってしまうのでスイングを外に振れる身体の入り方をするようにしてください。

ライジングも同じ打ち方です。

ラットショット

打点は後ろ気味
打点は前で捉えたくないのですが、後ろという言い方はしたくはありません。打点前で打つとトップスピンがかかりやすくなってしまいます。ここでは意識的にトップスピンを抑えたくサイドスピンをかけたいです。

打点が前にならないようにここでは気を付けるようにしてください。目安として、身体(右、左肩)の範囲内で打つようにします。

前方を過ぎてしまうと打点は前です。

スライス

打点は後ろ気味
これはタイプによっても変わるとおもうのですが、僕もどちらとも試してみましたが前だと少し攻撃的になるのかなと思います。

僕はスライスはオフェンスではなく、ディフェンスを重視したいので遅いけどペースのあるスライスを打てるようにしたいです。

また貴男プロから言われたのは僕は逆手で持つので、ラケットヘッドの返りが早くなるのでそれ以上に待つ必要が出てくると言われて、ボール3球後ろにしたらかなりラケットにボールが乗るようになりました。

ボレー

打点は前
結構しっかり身体を入れないといけないという方が多いですが、ボレーで勝負行く人は今では少ないと思うので、ボレーは最後の一球が決まれば充分です。

身体の前側で捕らえる感覚をつけておけば身体をそこまで入れずに打つことができるでしょう。

サーブ

打点は前過ぎず
できるだけネットに近いところで打とうとトスを前に上げる方も多いのですが、弾道が低くなってしまいネットミスが多くなってしまうので前過ぎないようにしてください。

身長やプレースタイルにもよりますがベースラインから30cmの範囲内にトスを上げそのあたりで最適な打点を探してください。

またサーブは高く打とうとジャンプし過ぎても体力が追いつかなくなるので気を付けるようにしてください。

最後に

最初は打点は後ろより前のほうがいいのですが、レベルが上がってショットのバリエーションが増えてくるとより微調整が必要です。練習しかないですね。

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