テニスを教えているなかで以外と固定観念に縛られている方が多いです。それも真面目な方やテニスに対する気持ちがとても強い方など。
これだと決めたら一直線に突き進む。これが正しい方向に進んでいればとても良いことですが、一歩間違えるとその先はかなり大幅に違った道筋になってしまいます。
今回は意外と多い勘違いについてお伝えしていきたいと思います。
スイングスピードが速ければ速いほど良い
攻撃の象徴、ビッグフォアハンドを打つ為には必然的であること。その為にはスイングスピードをできるだけ速くすることだと勘違いする方が多いです。
勿論速くすることも大切です。同じ条件なら遅いより速い方が良いでしょう。しかしどうしても速いスイングスピードとトレードオフをしてしまう方が殆どです。
スイングスピードが速すぎてミート率を下げてしまう、スイングスピードが速すぎてアンフォースドエラーをしてしまう。攻められるとたちまち立ち直れない。色々と上がります。
また状況によってはスイングスピードを速くしない方が良い時もあります。プレースメント、柔らかいボール、重いボールを意図的に打つ為にセンターで捉えたりと。
そのような時も関係なしに常にスイングスピードを上げてしまうのでこれでは中々試合で結果を出せませんよね。
サービスは高くジャンプした方が良い
高くジャンプした方が高い打点で捉えることができ更にサーブのクオリティーが良くなるという思いがあるのでしょう。数センチ高くしたらどれだけのビックサーブに変わるのでしょうか？どれだけエースを量産できるのでしょうか？
こちらも当然限度というもいのがあり、やり過ぎに注意しなければなりません。果たして3セット持つのか？次の動作に負担はないのか？色々な問題点があがります。
そこら辺のバランスを観ながら取り組む必要があります。何よりもサーブにおいてのジャンプは高く打つ為ではなく地面の力を伝えること。地面反力を最大限に活かせるように下半身からボールに力を伝えるようにします。
最後に
まだまだ勘違いというのは多いです。これらもやはり真面目に取り組む方に多いです。ただ一つの情報だけを鵜呑みにすること。これだと決めたら突きとめるまでやり通すこと。一見素晴らしい事に思えますがやはり結果に出したい。結果を出す前に効率的に取り組んでそして結果に繋がれば良いですよね。
まだまだ続きます。