ボールに体重を乗せる。練習の中でもよく言われることですよね。体重を乗せるってどういうことなんでしょうか?60グラムもないボールに対して体重を乗せてどうなるのでしょうか?
今回は体重を乗せるには何が必要か?実際にどのようなボールになるのか?体重を乗せる乗せないで何が変わるのかなどをできるだけわかり安くお伝えしていきたいと思います。
なぜ体重を乗せる必要があるのか?
結論から言うと重いボールを打ちたいからです。この重いボールを打つには色々な要素が必要です。切り返しやグリップの圧力インパクトができてるかどうかなど。その中でも特に重要な体重を乗せることをお伝えします。
速いボールではいけないのか?
状況によっては有りです。しかし速いボールというのは受けてて10分で慣れます。ボールが素直なのです。あとミスもしてくれます。なので例えポイントを取られてもあまり気にならないのです。
重いボールは常に神経を使います。なぜかというとスイートスポットを外されるからです。そうなるとボールをふかしてしまったり、スピンのかかりが悪くなったりとすぐにミスに繋がってしまいます。
ある程度慣れますがそれでも常に重いボールを受けているので気が抜けません。
ボールの後ろから入って打つ
勿論、常に重いボールを打てるわけではありません。体重移動を使ったりセミオープンスタンスで地面反力を利用して打たないと重いボールを打つことはできません。
ただこの思いボールを打つ状況が整っているにもかかわらず足を決めずにオープンスタンスで入ったり、流して打つようなボールとの距離で打ってしまったりここだというタイミングで打てていません。
やはり時間がある時はボールと距離を測り後ろから前に入り最大限に力を伝えて行く必要があります。
以前テニスキャンプの時に増田プロがレクチャーをしてくれました。最大限に相手にパンチを浴びせるには一歩下がってそこから距離を測りステップインしてパンチをする。とてもわかりやすい表現だと思いました。
真横から入って、正面にいる相手に最大限に力を伝えられるかといったら難しいですよね。
最後に
今回は体重を乗せて打った時に打てる重いボールについての説明でした。次回はどのようにして体重をのせて打つ事ができるのか?その方法やフットワークのスキルなどをお伝えしていきたいと思います。
速いボールの方がとても派手に見えて凄く見えますが速いボールだけで勝ち続ける事はまず難しいので是非体重を乗せた重いボールを打てるようにしてみてください。