試合で結果を出す選手というのは当然とそこには理由がありますが、それは見た目の派手さだけではありません。
サーブが速い、フォアが凄い、足は速い、攻撃的であるそのような表面的なものだけでは試合で勝ち続けることはできません。
あの選手は特別な武器がないのになぜあんなに結果をだすのだろう?もしあなたが特別な身体能力や武器を持っていなかったらそのような選手を目指すことです。
いつの間にかディフェンスからオフェンスに変えられてしまってている。ミスをさせられる、なぜかプレーすると心地悪い。対戦相手がそのように感じながら対戦すれば有利に試合を運ぶことができます。
そしてそのような選手になることは可能です。今回はどのようにして、特別な武器を持たなくても色々な要素をかね揃えることによって結果を出せる選手になるのかということにフォーカスを当てたいとおもいます。
それはスキルなのか?ハートなのか?
前回のエントリーではたとえ高いスキルを持っていてもそれが試合の結果に直結するとは限らないということをお伝えしました。
ではハートがあれば勝てるかというとそうでもありません。強いハートを持つことも、持たないよりかは持った方がいいですがそれだけで勝つには不充分です。
気合いが入っているから、全てのボールを走って追いかけたからといっても、残念ながら勝ちには繋がらないのです。これはとても難しい伝え方なのですが全てのボールを追いかける事は体力の無駄遣いでしかありません。
3セット戦う為には体力面のマネジメントが必要であります。ただし重要なポイントや絶対に取りたいポイントの時こそどんなに体力を使ってもポイントを奪い取りにいくそのようなしぶとさと何よりもポイントの嗅覚が必要です。
スポーツは既にサイエンスである
確率やデータ、ニュートリションその他、色々なものも含めテニスに限らずスポーツは知識と経験をサイエンスにより裏付けることで、より客観的で効率的に習熟することが可能になってきました。
上記含めて難しく考える必要はありません。非効率的、既にサイエンスで実証されている無駄な事は極力避ける必要があります。スキルもハートもバランス良く兼ね揃えることが重要です。
最後に
これだけデータで実証されているのに試合の中でミスを犯してしまいます。どれだけ基本に忠実に戦えるか。それをかね揃えているからこそバリエーションやクリエティビティーなプレーが発揮されるのでまずは基礎をしっかり身につけるようにしましょう!