さんには潜在的に苦手意識のある対戦相手はいますか?
僕も戦いづらいと苦手意識を持った相手と戦うのは相当警戒して戦った記憶があります。どんな相手が戦いづらいのか今回お伝えしていきたいと思います。
セカンドサーブが良い
ファーストサーブのコース配分や球種の配分などをしてくる選手、基本サーブの良い選手になり勿論戦いづらいです。更に戦いずらいのは、攻めにくいセカンドサーブを打つ選手は戦いずらかったです。
反対にファーストが良くてもセカンドサーブが良くない選手は崩す確率を上げられます。いわゆるサーブが速いとだけ言われている選手がこれに当てはまります。
打ちこまれないセカンドサーブを打つ選手はとても揺さぶることが難しく戦いずらかったです。
以前にインドネシアののグランプリでエミリオ・サンチェスと対戦した時です。ファーストサーブは普通に返せたのですが、セカンドサーブになったとたん返せないのです。
最初のゲームは2回空振りしました。それぐらいセカンドサーブのキックがすごくて真横に跳ねてるのかと思うぐらいのキックサーブでした。今まで受けたことないサーブだったのでとても驚いた覚えがあります。
最後必ず打たされる
僕のプレースタイルはアプローチをベースに攻撃の展開を組み立てます。ネットでポイントを取るだけではなくミスを誘うという狙いもあります。
このアプローチに対して無理にパッシングショットを打ったり、エースを狙いに来てくれる選手は狙い通りです。エースを奪われてもそれ以上にミスしてくれるのでそこまで重圧を感じません。
逆に無理をせずアングルショットを打たれたり、ディンクショットで足元に落とされたり最後の一球を打たされたりが続くと、やはりアプローチの時から考えてしまいます。
そのようなことをを繰り返させられるとアプローチ以前から色々と考えさせられ、ミスを誘われてしまいます。
カウンターを選択しない
これはカウンターを打たないのではなく、むやみに選択しない選手のことを指します。何かアクションを起こした時に、それ以上のベターなボールを返球しようとするとミスに繋がります。
簡単にポイントを奪えるので助かるのですが、自分が打てる範囲以外では無理をしてまで狙ってこないでニュートラルに戻されること。
スライスで返球してきたり、高いボールでディフェンスをしてきたりとむやみにポイントを落とさない選手とやると簡単にポイントを与えてくれないのでより気を引き締めて戦わなければなりません。
リターンはかならず返球してくる
ファーストポイントを簡単にミスしてくれたり大事なゲームで考えずに打ってくれてミスをしたりと何も考えずにポイントを与えてくれるこれほどありがたい事はありません。
自分のブレイクポイントの時は必ず必ず3球目を打たされる。大事なポイントではステイバックから重いボールを打って来る。攻撃的なリターンの時でもフルスイングではなく、ターンだけで打つのでミスする確率は低いです。
無駄なリターンミスをしてくれない選手と戦うのはとても大変です。
最後に
試合ではエースを奪うだけでは勝ちきることはできません。是非自分のミスを減らし、相手のミスも誘えるバランスのとれた戦い方を目指してください。