人はなぜ固くなるのでしょうか?そもそも固くなることって悪いことでしょうか?ガチガチガッチンになってもいいではないでしょうか!
誰だって緊張します。思い通りのプレーなんて常にできません。それらを含めての試合であることをまず理解しましょう。
アクセプト!認めよう
緊張はだれでもします。固くなり、呼吸もあさくなり、焦って動き、正確な動作から外れてしまう。試合では起こりえることです。この時にやるべき事は何でしょうか?
ラインギリギリに狙うのか?ハードヒットするのか?いきなし120%でファーストサーブを打つのか?こんなはずではない!と更に打ちまくるのか?どれも無理でしょう。まずはできる事を決めておく。
序盤、緊張するならば3-3までは余計な事をしない。ワイドサーブでオープンスペースを作り無理して厳しいところに狙わない。そのような事を決めておけば気持ちもそこまで焦らないはずです。
ガチガチになった時の練習をしているだろうか?
練習の時に緊張しない為にどうするか?そのような練習ばかりをしていませんでしょうか。
緊張した時のどのようなプレーをするのか?その練習をしておきましょう。回り込みダウンザラインをそこまでスピードのあるボールを打つことはとてもリスキーでしょう。
でしたら距離の心配をせずに打てるトップスピンを多めにかけたボールをダウンザラインへ打つ事を練習しましょう。速いボールだけでは緊張した時の練習はしていないことになります。
ガチガチになる使い方をしていなだろうか?
そもそもそれは緊張する場面ではガチガチになるよねという身体の使い方も排除するようにしましょう。
手の平でグリップを握ってしまう。
緊張しない場面や、練習などではまだ気にせずスイートスポットに当てられているのでその誤差を感じずにできるでしょう。
試合となった瞬間、今までの感覚にないボールが飛ばなかったり、振り遅れ、逆にヘッドが速く返ってきてしまうなどがおこります。
手の平でグリップするのではなく指で斜めに握りそしてラケットヘッドの重みを感じれる握り方を意識してみてください。
ラインギリギリに狙う
練習の時にラインギリギリに狙いサイドアウトでもそこまで気にしないでそのまま打ち続けたりするでしょう。
ただし試合では1cmの誤差でもラインの内側、外側でそこでストップされます。練習では気にしなくてすんだものが一気に気になりだします。練習ではその誤差を含めてターゲットを狙うようにしてみましょう。
手打ちになってしまう
練習だとミス気にせずに打つのでコートに入ってしまう手打ちですが、試合や緊張した場面でやはり手でアジャストしてしまうとでばらけてしまいます。
器用な手に頼るのではなく、再現性の高い身体で常にコントロールする癖を付けることによって練習と試合、緊張した時しない時の誤差がかなり少なくなります。
最後に
緊張は悪いことではありません。まずはガチガチの自分を認めましょう。そうすることによってガチガチになった試合も楽しんで戦うことができるでしょう。