ボールの跳びが良すぎる
球離れがよく見るからにボールをヒットしてしまうプレー。勿論ボールはヒットしないと行けないのだけどそこにはプレス(圧力)なるものが加わります。この圧がなくタダのヒットになってしまうとボールが四方八方に飛んでしまい最終的にラケットが振れません。
インパクトが最終地点の方にこの傾向が多いのでインパクト時にボールが当たってからもそのままスピードを緩めずに振り切るようにしてみることです。
スピードが出すぎる
ボールがどんどんと速くなってしまい、スピードが出すぎる同士で戦うとチキチキレースとなりどちらかがミスして終わります。
自分の方はミスさせて終わらせたいですよね。こちらも球離れが良すぎる人や全力でラケットを振る人に多いですがまずはベースとなるボールを認識することです。
速いより重いボールを打つこと。その為にはボールの後ろを捉えるのではなく外側、下部分を捉えて厚みで調整していきましょう。
身体能力が高すぎる
こちらも羨ましいことなのでが、テニスにおいて無駄なエネルギーを消費してしまうだけになってしまいます。
サーブで言うと必要以上に高いジャンプをして打ってしまったり、大事でないポイントでも走りすぎてしまったりとマネージメント力がないとこのような無駄に動いてしまいます。
これらを無駄といういい方は指導している身としてはとても伝え方が難しいですがそれらを含めてテニスはとても体力を有限に使うようにしなければいけないほどテニスは過酷なスポーツであります。
毎試合1時間以上走りストップ&ゴーの繰り返し、それらを一週間戦わないと行けない、選手となると年間20週以上、60試合は戦う必要がでてきます。
怪我のリスクも考慮して選手生命を長く保つ為に有限な体力を最適な場面で発揮できるようにしたいです。
全て全力でラケットを振る
全力で振ることも大切なのですが全てではありません。エネルギー効率を考えると無駄使いになってしまいます。あともう一つ重要なのはインパクトがブレてしまうことです。
スイートスポットに当たらず生きたボールが打てない、更にラケットを振ってしまうと悪循環になってしまうので、まずはスイートスポットに当てられる精度の高いインパクトを目指して下さい。
攻撃しかできない
上記に挙げたものが多く含まれてしまうと攻撃だけしかプレーヤーになってしまいます。攻撃は最大の防御にはなりません。スポーツもサイエンスに基づいて取り組む時代です。
団体スポーツのようにテニスもディフェンダーを配備をして相手の攻撃力をそぎ落とします。その為には我慢すること、スキル的に必要なものとしてスライスのスキルを磨く事です。