パワーのあるショットを打ちたいですよね。どうしても力任せになってしまいませんか?腕の振りが速くてもミート率が下がってしまってはパワーは生まれません。
ではどこでパワーを出して行くのか?それは一つだけに絞られなく、色々な要素が混じり合ってパワーのあるショットになります。
パワーのあるショットとは
まずある程度定義を決めていきたいと思います。
パワーのあるショットとは?
・刺さるボール
・バウンドしてから伸びてくるトップスピン
・サイドスピンも意図的に打つ
・速いボールのことではない
・縦回転スピンだけでは落ちない軽いボールになる
大体が上記挙げたものに含まれるかと思います。この重いボールをどのようにして打つ事ができるのか?逆に無駄なエネルギーを消費するだけで重いボールが打てないかを今回取り組んでいきたいと思います。
腕の速さではない
とても勘違いしがちなのが腕の運動量で速く重いボールを打つことができると思ってしまうことです。
腕の運動量だけではかなりエネルギーの無駄使いをしてしまうことになります。そして何よりも再現性もかなり低くなってしまうので腕だけに頼るのは避けたいものです。
インパクトに対して過剰な勢いを与えてしまいます。腕で引いて腕で打ちにいくので気持ち振り遅れてしまいます。やはり身体と同調して打つようにしたいです。
股関節の柔らかさを意識する
ここからは身体の使い方をお伝えします。まず一番大切なのはパワーでもタイミングでも何でも股関節を使う事は絶対的な条件であります。
股関節を意識できずにただ膝を曲げるだけになってしまっても地面の力を上手くボールに伝えることはできません。
地面反力を使うためにもこの股関節を柔らかく使うようにしてください。その場合の大切なのはつま先と膝の方向です。
ステップインの時はステップ方向に向けばいいですがセミープンスタンスで入る場合は開きすぎてはパワーが分散してしまいますし閉じすぎては股関節を使いこなすことが難しくなってしまうので若干つま先を開くようにしてください。
そしてつま先を開く意識をするには膝を少し開くという官界のほうが開きやすいです。
筋ではなく腱を使う
結構地面の力を使うためには膝を曲げることによって力を伝えることができると勘違いされている方が多いです。勿論曲げることは変わりないのですが上記に挙げた反力を使うためには筋力ではなく腱を使いたいです。
その場で高くジャンプする時にあまり膝は曲げないかと思います。少し勢いを付けて上にジャンプするかと思います。
それと同じように打つようにしてみてください。膝を曲げすぎない。
続きます。