引き続きトスについてです。なぜここまで悩むのでしょうか。たかがトスですがされどトス。それはやはりとても器用な腕、手の平が器用なだけに邪魔をしてしまうのでしょう。
器用にこなせると言うことは逆にいうと同じ事を何度も繰り返す再現性には貧しいです。その為にはできるだけ大きな筋肉を使う事。意識的に練習して無意識に試合でできるようにしたいですよね。
では引き続き気を付ける点やコツなどお伝えしていきます。
つくのではなくバウンドする
ちょっとした仕草になるのですがトス前にボールを何度かつきますが、あまりマリのように「ポーンポーンポーン」とボールは弾ませんません。
どちらかというとバスケットの素速いドリブルのように「テンテンテンテン」とリズム良く弾ませた方が動きが止まらずトスするスタートに入りやすいです。
ルーティンを決める
手のひらに息を吹きかけたり、ボールのつく回数なども決めてしまいます。裏付けはないですが感覚的に5回以上は多いかなと思います。
握るのではなく支える
ボールの握り方はボールを握りすぎても指に引っかかってしまいます。かといって手の平に乗せてトスを上げるのも安定しません。
トスで悩む方はこの部分で苦労されている方をよくみます。ここまで悩む必要もないのですが悩んでしまったものは仕方がないですね。どうにか解決をしていかないといけないです。
薬指から親指にかけて3本の指で安定させて薬指で手首側に動くのを押さえままトスを上げるようにします。握らずに安定させている感じです。
もう一つ言われているのがグラスのコップを持つように力を入れすぎずに握ります。ここら辺は感覚なので色々試してまた考えすぎないことです。
腕に頼らず身体に頼る
今までお伝えしてきた勢いをつけてしまったり、ボールを投げてしまったりするのは腕のさじ加減で投げてしまう事が原因であります。そうならない為には身体でトスをするようにします。
肩のラインを意識する
打ち前のトロフィーポーズでは右肩が下がり左肩が上がります。インパクトの際にはこの逆の右肩が上がり左肩が下がります。ここを素速くすることでサーブのボールスピードが増します。
これはよくサーブの練習の時にアドバイスをされることですが、その前にも注目して見ましょう。
サーブのモーションに入る時の肩のライン
サーブを打つ前にボールを数回つきますがこの時の肩のラインを意識して落とします。右肩を下げて左肩を上げる状態です。
要はトロフィーポーズを持っていくのに最初から同じ肩の高さからでは身体は使えません。その為に肩のラインを変えて落差を作っておきます。
これらを行うメリットとして肩でトスをするので安定するのは勿論リズムなども取りやすいので是非マスターして欲しいモーションです。
この部分は改めてYouTubeやブログでお伝えしますね。