才能ある選手=試合で勝つ選手ではないというのが勝負において面白い部分ででhないでしょうか?どんなに身体的な能力が高くても3セット持たなかったら意味がありません。
身体能力が高いと意外と無駄なジャンプしたり、サーブにエネルギーを使いすぎたり全てのボールを追ってしまったりと3セット持たずに負けてしまった。なんというタレントある選手は少なくありません。
特にテニスは一つの才能だけで勝つことはとても難しいスポーツです。ではどのような選手が試合で結果を出せるのでしょうか?
試合をしてて中々楽に勝たせてくれないそのような選手がいますよね。勿論どの試合もそうそうは勝たせてはくれませんがその中でもいつも対戦がタフであるという意味です。
それはどういう選手なのでしょう?
僕はまずは「しぶとさ」を挙げたいと思います。勿論プレーのしぶとさ(ミスしない、走る)なども含みますがもう少し大枠のなかでいうと勝負に対してのしぶとさです。
勝負の世界はいつでもベストコンディションで戦えるわけではありません。過程でタフな試合を勝ち上がってきたり、怪我をしてたり、環境が良くなかったりと負けの言い訳を作ってしまう状況がでてきてしまいます。
当然しぶとい選手はそれらに対してもタフな心を持ち乱すことはありません。
勝利が続いて満足してしまい勝負を疎かにしてしまう。そんな選手も少なくありません。そのような取りこぼしが積み重なっていくといずれ結果をだせなくなってしまいます。
スキルがあれば勝てるわけではない
どんなに優れたスキルがあってもそのスキルを正しい方向に使わなければ勝つことができません。特に感覚のある選手はその感覚にとらわれしすぎてしまう選手も少なくありません。
特にドロドロしたプレーに対していつもは綺麗に決まるショットがアグリーな方法(グリグリのトップスピンやフレームショット、ネットインなど)でポイントを奪われるとよりムキにそれをやり通そうとしてしま連続してミスを犯してしまいます。
またポイントの奪われ方もあっさりしすぎてしまい、最低限ポイントを奪われても相手の体力を奪っておくなどということができません。
スキルがある選手はそれに付け加えて上記に挙げたしぶとさが入れば大事なポイントではどんなことしてでもポイントを奪うという姿勢があればより試合で結果を出すことができるでしょう。
最後に
テニスに限らず今のスポーツは一つの特化した才能では中々勝つことができなくなってきました。その中でやはり能力を充分に発揮する、短所を補おうとするマネージメント力が大切です。
マネージメント力というのは思考力です。フォアだけ強化したりオフェンスしかしなかったりではなく、是非全体的なレベルを挙げるイマジネーション溢れた練習を取り組むようにしてみてください。