今回で3回目の素速く動くフットワークについて、更に基本的な事をお伝えしていきたいと思います。前回同様に特別な能力は必要ありません。
自分の中で気を付けたり、少し意識を変えるだけで充分に素速く動けるフットワークを身につける事ができます。
基本編も超基本編と2つに分けてお伝えしていきたいと思います。
腰が上がらないようにする
腰が上がってしまうといわゆる重心が上がってしまいバランスを崩しやすくなってしまいます。その為にはスタンスを広めに取る事が大切です。
スプリットステップをする
スプリットステップは相手のボールに対して素速い反応をすることができ、そしてその反応からの素速い一歩目を出すことができます。
このスプリットステップでは特別膝を曲げて筋力を使う必要もありません。地面の反力を使い腱を利用して、素速い動作を行います。
スプリットステップの際にはジャンプをするのではなくおへそを10センチ下にずらします。そしてずらした際に少しだけかかとを上げておくことによって腱を使う意識ができます。
頭が下がらないようにする
頭が下がってしまうとその時点でバランスを崩してしまいやすくなります。特に多いのが前の動きの時です。身体が前のめりになりそのままスイングしてしまうとバランスを崩し頭が下がってしまいます。
そうならないタメにも背筋力を使い、後ろ足を伸びきらずに使うことでバランスを崩さずに頭の位置をキープすることができます。
クロスオーバーを使う
基本的なフットワークの中の一つです。このクロスオーバーは普段の生活においてあまり使う機会はありません。あってもサイドステップぐらいまでかなとも思いますがいずれにしてもとても重要なフットワークです。
ステップインで打った際に後ろ足が外側に体重を乗ったときにそのまま腱を利用しながら地面を蹴ります。その場合ただ戻るのではなく、またすぐにサイドステップにするのではなく身体の前に足を持ってきてクロスさせます。
蹴ってからの一歩目だけにしか使いませんがこれができるできないではかなりのコートカバーリングのスピード即ちコート内での動きが変わってくることになります。
最後に
今回はとても基本的なフットワークについてお伝えしました。超基本編といってもいいぐらいとても重要な要素であります。
しかしできてない方も多いです。この意識をすればかなり変わるフットワークをできないことはとても勿体ないのでぜひ練習の中で取り入れてみてください。