なぜか攻撃になってもセカセカしてしまう。なかなか攻めきれない。いつの間にか攻められてしまっている。そんな経験ありますか?それは練習量が足りなかったり、相手の方が実力が上であるからとは限りません。
自分のボールに威力がないとすぐに攻撃に転じられてしまいます。プレースタイルを変える前に下記に挙げることを確認してみてください。
グリップの持つ長さを変えてみる
僕自身凄く大きな違いを感じたことある経験ですが、握るグリップが自然と短くなってしまいそれによってボールの勢いを全く出すことが出来ませんでした。
この経験をしたのはたまたまタイの試合に出場してた時です。主導権を握られてしまうことで自分の思うようなショットが打てていないと悩んでいた時です。
その夜は食後の濃い、タイコーヒーのせいでを試合前なのに全く寝れませんでした。ベッドの中でグルグルテニスの事を考えてグリップの握り方について考えだしました。
どんなに打ってもすぐに相手に攻撃されてしまうボールになってしまうち悩んでいました。
これはボールが速い。遅いの問題ではなくペースのあるボールが全く打てなかったのです。そこで以前よりも持ち方が短くなってしまっていると発見しました。
短く持ってしまっていることによってラケットヘッドが走らなくトップスピンがかからないのでコートの中に収めようとしたりスイングスピードを緩めたり小手先の技術に走ってしまっていると仮説を立てました。
次の日いきなり試合で試したのですがボールが走り自分の思い描く軌道のショットを打つことができました。簡単に責められる事はなく、そしてその試合を優勝することができました。
ポジションを下げてみる
タイミングを速く取ることに意識がいきすぎてしまいポジションを変えることなくディフェンスになるとまったく反応できずにラケットを合わせるだけになってしまいました。
勿論そのようなボールには勢いやミスさせる意図もないので攻められるばかりでした。やはり、オフェンス、ディフェンスの状況に合わせてポジションを変えることがとても重要です。
オフェンスの時は素早く前に入り、ディフェンスの時は距離を取り反応できるようにポジションを下げると状況にあったポジションに入る事が重要です。
手打ちになっていないか確認する
手打ちになると腕だけでテイクバックをしてしまい自分のイメージよりもコンマ数秒振り遅れてしまいます。これを修正するために身体全体でテイクバックをすることによって自分のタイミングでとらえることができます。
無理してダウンザラインを狙っていないか
相手のラットショットなどで攻められているのに無理して攻撃に転じようとしていないか、攻められる状況でないのに無理してダウンザラインへ攻撃しようとしていないか。
状況にあったショットを選択していないことによってかなりコントロールを失うことになってしまいます。
オーバースイングになっていないか
これも腕だけで打つことにつながるのですが、自分が思っているよりも大きなスイングになってしまうとスイートスポットを外してしまったり、振り遅れてしまったり、イレギュラーに反応できなかったしてしまいます。
状況に合ったテイクバックを選択する事が必要です。
最後に
攻められてしまうからといって先に攻めてもアンフォースドエラーが増えるばかりです。まずは攻められない体勢を確立しそして攻めに転じるようにしてください。