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後編・まとめ有】球際の強い選手とそうでない選手

前回の続きです。

まとめ】球際の強い選手とそうでない選手

球際の強い選手とそうでない選手

ローボレーもミスしない

アプローチからの展開ですがグッドショットを打って安心してしまって相手がたまたま返球してきたボールに対応できない。

また心理状況として自分のアプローチよりもベターなショットを打ってきたことに許せない、自分の最高のショットが効果のないショットであった、そのような考えに陥ってしまいます。

試合ですから意図的でない返球してきちゃったということも起こりえます。

そのたまたま返球してきたボールを難なく返せばそこでフィニッシュするのですが驚いたり心理的に許せなかったりしてミスをしてしまうのです。

そうなるとそのポイントだけの失点ではおさまりません。次の状況では相手はどうにか返球さえすればミスしてくれるとことに気づきプレッシャーを与えられません。

プレッシャーがないとどんどんとボールが入ってきてしまいます。そうならないためにもどんなに偶発的なショットであったとしてもそれらも予測外の予測ずみ。慌てずポイントをフィニッシュしましょう。

リターンミスをしない

リターンで一番大切なことは、相手コートへリターンすること。どんなにグッドサーブを打たれてもさわりさえすれば相手コートに入れられるそのようなリターンの心構えを持ちたいです。

相手グッドサーブに対してそれ以上のベターなリターンを打ちエースを狙う10本に何本かは入るかもしれませんが2球以上ミスしてしまう確率のリターンは避けたいです。それでも約40%の相手ファーストサーブは失ってしまう確率が高いのでそれ以外のリスクは犯したくありません。

上も強い

スマッシュに限らずあまり数多くないシチュエーションに対して確実に仕留めてくるのでやる幅がどんどんと狭まれてしまいます。

たまたまきたスマッシュミスする、ドライビングボレーミスする、ドロップショットの処理をミスするこれらをまとめてしまうとかなりのミスの数になってしまいます。

一つ一つ丁寧にポイントを積み重ねていきたいです。僕はスマッシュがとても苦手でした。やはり数少ないシチュエーションですがミスしたらとても大きいダメージを受けます。

だからこそ時間はかけないので良いので日々のルーティンの中にいれて常に携わっておくことが重要です。

刺された時のキャンセル力

トップ選手の必ず入っている見えない条件の一つです。自分のミスするギリギリのラインを把握しています。

相手が仕掛けてきても自分がミスしそうなら乗らない。寸前でもキャンセル出来る。そのような嗅覚を持っています。対戦相手は中々乗らないことにストレスを感じて逆に無理をしてくれます。

ちなみに僕はオーストラリアデ杯戦でジョン・ユーカムとトッド・ウッドブリッジは幾度となく僕に仕掛けてきました。

それに乗らない僕に対してかなり苛立ちをみせていましたが最後の最後に僕が対応しきれず5セットで敗退してしまいました。

通常僕が戦っていたステージでは、1、2回でタンクしてくれるのに対して、数回それもしつこく戦術を変えてくるニューカム監督とウッドブリッジは的ながらさすが世界トップの選手だと思いました。

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