重いボールを打ちたい。多くの方がそう思われているのではないでしょうか。約60グラムのボールが打ち方によってなぜここまで重くなるのでしょうか
重いボールの種類
重いボールを打つ際にはシチュエーションやポジションなどによって同じ思いボールを打ち分けるようにします。
トップスピン
通常のラリーの中でのショットなので打つ回数としてはとても多いかと思います。しかし打ち方を一歩間違えてしまうとトップスピンがただのスピンとなってしまいボールが弾まなくなります。
その時点で重いボールが打てなくまたトップスピンではないのでボールも落ちません。最終的には振り抜けなくなってしまいます。
フラット
こちらは主にバックハンドで打つ機会が多いです。バックも基本はトップスピンですが、自分が試合している時などある程度自分のコントロール内であるのでボールに対してもきちんとポジションにもはいれます。
特にバックハンドでは重く滑るボールと重く弾むボールを打ち分けて相手がリズムをつかめないようにします。また高低差もでるのでミスを誘うことができます。
サイドスピン
ダウンザラインや逆クロスの時に用いります。腰よりも高い所特に肩の高さで自らのコントロール元で打てる時はすかさず攻めます。ラケットを振り抜きたいのでその時にフラットではなくスピン、弾ませたくないのでトップスピンではなくサイドスピンを意識的に打つようにします。
重いボールの打ち方
主に重いボールの打ち方として二つの方法があります。球種によって変わります
スピンをかける
振り抜いて打つので通常のラリーの時に多用します。トップスピンがかかるのでボールは落ち、そして弾み安定したショットになります。
体重を乗せる
こちらはスピンを抑えて体重を乗せて打つようにします。ボールの弾きが良くなるのであまり振り抜きすぎるとボールはまとまりません。
ボールの捕らえる場所
重いボールを打つ際に打ちたい球種によってインパクト時に当たる場所が変わります。
トップスピンの場合
ラケットを横にして(メインストリングが横になる)センターよりもトップに当てそしてできるならば若干下の部分に当てます。メインストリングのセンターよりも下になります。
こうすることによって回転量が更に上がり相手のコートでボールが更に弾むようになります。そしてインパクトの時のストリングにくっついている時間が長いのでボールの勢いが止まらずに更に跳ねるボールになります。