重いボールを打ちたい。誰もがそう思っているのではないでしょうか?しかしこの重いボールを打つには腕の振りを速くしたからといって重くなるわけではありません。
また今回のこの重いボールはトップスピンがグリグリのボールではなくどちらかと言うとトップスピンは抑えたボールとなります。かといってフラットといういい方もあまり好きではないのですが体重を乗せてちゃんとミートさせて打ったボールになります。
速いボールは10分で慣れる、重いボールはいつまでも慣れない
まず重いボールをなぜ打つ必要があるのか?それは重いボールはプレーの中でも中々合わせる事が難しいです。
ボールを持ち上げられなかったり、振り遅れたり、クロスに引っ張れなかったり、ミート率を下げられたりと重いボールを打ってのデメリットはあまりません。
ボールが引っ張れなかったりミート率が下がってしまったらミスをしてしまうというプレッシャーを徐々に感じさせることができるのです。
速くても軽いボールはあるけど、重くて軽いはない
皆重いボールを打つことを疎かにしてしまうのは、どうしても速いボールを打つことを優先してしまいがちになり重いボールとのトレードオフとなってしまいます。
その為にどうしても腕の運動量に頼ってしまい結果オーバースイングとなってしまうのです。その時点で重いボールは打てません。
では重くて遅いボールはどうなのって?スライスで重くて遅いボールはディフェンスに最適ではないですか?
インパクトはセンターで
トップスピンを打つ時はよくトップで捉えることをお伝えしています。ここでは自分から体重を乗せて打ちにいくショットなので自分のコントロール元になります。
そこまでの誤差は起きないかと思うのでボールはセンターで捕らえるようにします。その為にボールは更にストリングにくっつき重いボールを打つことができるのです。
インパクトで力が抜かない
センターでとらえる為に一度ボールが食い込みます。その時にぐぐっと押すイメージを持って下さい。
インパクトで力を緩めるとかっ飛んでしまったり軽いボールの原因となってしまいます。ということは手で引いてしまったり小手先でコントロールしてしまうとその時点で力が抜けてしまいます。
またボールがまとまらなくなる原因となってしまうので最後まで”コントロール元’でラケットを振り抜くようにしてください。
次回に続きます。