いわゆる相性がいい選手っていませんか?相手から見たらはた迷惑な限りですがこれはレベルが違っても起こりえることです。
作戦に溺れすぎて自分のテニスからかけ離れてしまうのは良くないですが、よく「自分のテニスを貫き通す」という全く柔軟性のない思考でも戦いたくありません。プランを考えながら戦うそんな試合を目指したいです。
回り込みフォアでリズムをとる選手
このようなプレースタイルの選手には意識的なフォアクロスコートの展開に持って行きます。
結構上位の選手もするプレースタイルでありますがお互い正当な戦い方をしてるのであまり得意なフォアを狙われたことがないからというのもあります。
とくにお互い回り込みフォア合戦をしているのでレッドクレー育ちの選手などはあえてフォアハンドクロスで対応します。
回り込む動作が身体に染みついているのでバックサイドへは素早く回り込みますが、意外にフォアサイド側の動きがぎこちないという選手が多いのです。
身体は常にバックサイドのほうに自然と動いてしまうのでクロスにしつこく動かされると言う動きをあまりやり慣れてないからなのかもしれません。そのやり慣れてない部分を狙いクロスコートに打つことによって意外と簡単にバランスを崩して来れます。
バックハンドが攻撃的な選手
特にバックハンドダウンザラインに打つ回数が多い攻撃的なバックハンドを打つ選手はクロスをあまり警戒しなくていいのでダウンザラインの怖さもありません。
特に自分がバックハンド得意だと言う選手はこのようなプレースタイルの方が多いです。クロスのしつこさもなく簡単にダウンザラインに打ってくれるのでこちらもそれに対してのカウンターやオフバランスを狙う準備ができます。
サーブが速いだけの選手
サーブが速いだけの選手はそこまでの怖さがありません。アウトバーンを走るのと一緒で10分はやったらその速いサーブに慣れます。
そのような選手はセカンドサーブもいやらしさがないので意外とリターンから主導権を握れ簡単にバランスを崩してくれます。まずはブロックリターンは打てるようにしておきましょう!
常にスーパーショット狙ってくる選手
スーパーショットを打ってくれる選手はもちろんそのスーパーショットで決められてポイントを落とす時もあります。しかしそれをやりたいがためにいくつもの無駄なことをやってくれたりポイントを与えてくれるのがスーパーショットを打つ選手の典型です。
スーパーショット打たしてしてあげると結構気持ちよくミスしてくれます。たまに馬鹿当たりする時もありますが長続きはしません。
とくにタレントのある選手はこれに陥りやすく墓穴を掘ってしまう傾向があります。しつこく返しましょう!
しつこさがない選手
攻撃力はあるんだけどディフェンス力がない選手です。その攻撃力を体系的に押さえてしまえればディフェンスになった途端すぐに崩れてくれ対処などのセオリーもテクニックも全く機能せず簡単にミスしてくれるます。
しつこさだけで勝てると思っている選手
基本的にこのような選手はミス待ちをする選手でただつなげるだけと言うプレースタイルです。
またミスさせるバリエーションが貧しく、バックハンドのスライスでただ繫げるだけの選手がこれに当てはまりまったく怖さが全くありません。
休みたい時に休めて攻める時に攻めれる余裕を持って戦える相手です。
最後に
どれもそんな簡単に勝つことはできませんが、特性を予め頭に入れておけば対策もしやすくなります。
まずどれに当てはまる選手なのかを判断し少しでも可能性が見えだしたらどんどんとそこを狙っていきましょう。気持ちよくプレーさせないことです。