大袈裟な件名でありますが、けっしてYouTubeだけで学べないわけではありません。
ヒントや気づき、答えがあったり、感覚、力の伝え方やいろいろな発想などを得られる意味ではYouTubeで学ぶことはとても有効な手段であります。
YouTube観てさえすれば強くなる!わけでもない
ここ最近テニスに限らずどの分野でも質の高い動画が増えましたよね。ただこれだけあれば良いだろうという考え方はお薦めできません。
やはりそれぞれの解釈の仕方により不確定要素がとても大きいです。解釈によっては全く違う理解になってしまいます。
技術的な要素だけならまだしも、やはりフォーム、戦術等に関してはちゃんとした理解をする必要があり、違った解釈にならないようにしなければなりません。
それだけに限らず怪我のリスクや今後そこから発展する技術の向上などにも影響してしまいます。
また同じことでも、状況によって良い時、悪い時もあるのです。
YuoTubeだけでも上手くなる、ただし
もちろんYouTubeだけでも上手くなるかもしれませんが、それが一番の最適な方法かというと遠回りにもなりかねないです。
そのためにベストをお伝えするならば、やはりそれぞれ特化された分野のコーチに習うべきです。どれが正しいどれが正しくないかと背中を押してもらうだけでもかなり変わり、時間をセーブすることにも繋がります。
直接教えあってでさえ解釈の違いがあるのに一方通行の情報収集だとさらに解釈の違いが大きくなってしまいます。
高い打点で打つ!といっても?
高い打点、といっても上がった高い打点なのか、上がって落ちてきた肩の打点で良いのか、それによってボールの勢いも変わってしまったり、伝える力もまったく違います。
どんなに打ってもボールが飛ばないなんてことが起こりえます。それらを教えてもらうことによってその場で修正ができるのです。
ボールが上がった時の肩の高さで!ボールと一緒に地面の力を使って。膝曲げすぎるとエネルギーの無駄使いなので地面の力を伝える時だけ。などその色々な情報が付随します。
全体的な要素を含めて習得することができるのです。
ここからがYouTubeの本領が発揮される
そして、そこからYouTubeというのがとても生きてきます。
アドバイスをもらうにあたっていろいろな視点から情報を既に得ているので、このことを言っているのだ、あのことを言っているのだと受け皿が大きいので理解力も上がります。
YouTubeだけに限らず試合を見たり、いろいろな人のテニス動画を見たり沢山の情報に触れておくことによって共通した言語でレッスンを進めることができ、無駄なく解釈することができます。
目で観て感じるという行為はとてもイメージが湧きやすく動作に直結しやすいのでとても大切な行為はとても大切であります。
そこから更に正しい動作やタイミング、その他必要なスキルを伝えられるのです。
最後に
毎年のキャンプでは新たなテクニックやそのテクニックをどのようにして使うのか、また使ってはいけないのかを動画を予め収集してそれを観ながら説明します。
イメージはとてもわきやすく教える側からしても伝わりやすく時間の短縮にもなります。またやってはいけないこともそこに含めるとより解釈の違いを回避することができ、マイナスの要素を省けるというのもとても大きな要因です。