前回の続きです。
先月のPalmの試合を観て結果というよりも内容に対して自分自身かなり納得がいきませんでした。何よりもコンシステンシーにほど遠いい。アンフォースドエラーが多く、1回戦での敗退です。
選手に、いや自分自身に苛立つ
試合中もなぜ練習でやってきたことが出せない、あれだけ対策をねったのになぜそこミスる。ミスした時の次の手は?などこの数試合は勝っても負けてもイライラしてばかりでした。
冷静さを保っていない自分は解決法が見つからず日本人選手トップ100を3人導いた増田健太郎さんに連絡をしてアドバイスをもらうことにしました。
なぜこんなにミスするのか?なぜこんな工夫なく負けるのか、どうやったらコンシステンシーな選手になれるのか?
全ての悩みをぶちまけました。あれだけトップ選手を導いた健太郎さんでさえその葛藤だと言っていました。
結論、そして克服方法は明確
できるまで練習でやる。
これに限ります。徹底的にボールを打たせるようにします。それを聞いた習慣納得しました。そして健太郎さん率いるATP選手に比べたら、僕の苛立ちなどピーナッツよりも小さいものだと思いました。
そして自分たちが思っているよりも選手は簡単なことではないと言うことも言っていました。そしてその問題をクリアするのに一番重要な取り組み方として、辛抱強くそしてしつこく何度も取り組むこと。
とてもわかりきったことであり、そのままの捉え方です。それを聞いた瞬間僕の気持ちもとても楽になり、もう試合中にイライラすることはなくなりました。
それからの練習は苛立つこともなく(たまにありますが)根気よく選手と接することができています。どれだけ選手に期待しすぎて、自分中心の考え方であったか僕自身反省です。
そしてその後、練習の取り組み方としてどんな単調な練習でも必要ならば習得するまで取り組むことを徹底しました。プレーにおいて必要なコンシステンシーをベースに試合で必要なスキルを徹底的に取り組むみます。
一番のプライオリティーのショットは?
それはラットショットです。このラットショットがまだ不安定であり、選択できずに、ポイントを取ることだけに限らず、相手に恐怖も与えることもできないのでアンフォースドエラーも誘えません。
相手の重心も分散されてしまい、相手のディフェンス体制もくずせないのです。その為にもラットショットはまずは試合の中で打つことができるようにしました。
今までは楽しい練習、飽きない練習などおもっていましたがどっちもつかずまずは試合でもっとも必要なモノを探し当ててそのスキル向上に一点集中しました。
以前の僕もそのような取り組み方はしていましたが、あまりに偏りすぎも避けるために一通りのスキルをウォームアップからの流れで済ましておき、また特化したスキルも1時間で終わらせるなどそのような工夫もしています。
またいつもよりもフォアハンドを打つ機会が多かったり強度が高かったりするのでメンテナンスもするようにしています。
そして練習をできなくなる環境をできるだけ避けるためにも例え痛みなど感じなくても予防としてアイシングを練習後させています。
続けられる可能性を自ら高めていきます。