練習ではできるのに?練習ではコートに入るのに?球出しでは気持ち良く入っているのになぜ?!試合では入らないの?
そのような状況は皆さんも経験されたことがあるはず。是非今回のテーマを参考に練習に生かしてください。
ミスを恐れながら取り組んでいるか?
そんなミスを恐れてやるわけではないのですが、ミスを回避する前提で果たして練習に取り組んでいるかということです。
僕は練習のクオリティーを高めるのは一番はこのミスをしない事だと思います。トッププレーヤーは練習でもアンフォースドエラーは早々しません。
アンフォースドエラーの多い選手は試合で打たない、打てないようなボールを強打したり、ポジション考えず打ってしまったりミスの怖さを感じず練習に取り組んでしまいます。
練習の時から打てなくなる練習をしていませんか?
例えばボール出しの時どうでしょうか?
試合でも果たして同じよう打つでしょうか?10球中3球も、しかも最初にミスしてしまったらすでに0-15や0-30になってしまいます。それ以前にラリーでさえまったくの違う練習になってしまってないでしょうか?
ラリーの時にこのボール出しと同じ打ち方をしてたらよりひどい質の低い練習になるでしょう。相手がいるので露骨にはミスしないかと思います。同じような気持ちでボール出しも取り組むべきです。
そのような誤差が試合と練習の差を生んでしまいます。そもそも試合の為の練習をしてないということになります。
まずここの意識を高く持つ事だけでかなり練習の質が変わりプレーの質が変わりそして結果が変わることになるでしょう。
当然と緊張したシチュエーションを想定したときの練習も必要
ミスしないことにもつながるのですが、常に緊張感を持ってプレーをしているか?
よくある質問で、
緊張しない為にはどうしたらよいのか?
と質問されます。緊張しないことはまず無理です。しかも緊張は悪いことではありません。ほどよい緊張感がより質の高いプレーを生みます。
例を出すと
回り込みフォアハンドを打つときに自分のサーブ、2−0、40−0で打つのと4-5、30-40で打つのとでは全くといっていいほど身体の受ける緊張感、堅さが変わります。
このような緊張感を常に感じながらショットの精度を高めているか?逆にこのような緊張感の中でやらなければショットの精度はいつまでたっても上がりません。
最後に
どれくらい練習と試合の緊張感を同じようにできるかここに限ります。当然試合のようなストレスがかかります。気持ち良くも打てません。
だからこそ試合で同じ状況の時に練習のようなプレーができるのです。