プレーキャンセルとは
判断からの決断そしてそして修正する能力が高いこと。スポーツでは時に事前に予想できない事態が発生します。
相手のボールの威力や球種に対して予測外の事態に対して、またイレギラーやネットインそういう事態はテニスでもよくあるかと思います。それに対して無理して打つことはしません。
サッカーでよく使われるワード
プレーキャンセル力という言葉はテニスではあまり聞くことはありませんが、サッカーで良く使われるワードで、特に久保選手がメディアの露出が多くなり更に良く耳にするようになりました。
キャンセル力の中で最大限の効果を生む
ただキャンセルするのではなく、その中で一番最適なショットを選んだり、無理ならば相手の嫌なところにまず打つなどもう一手があるのがトッププレーヤーです。
こういう咄嗟の判断時は頭で考えていたのでは間に合いません。過去の成功や過ち、それら裏打ちされた経験を元に瞬時に
判断する嗅覚とも言えるプレーが必要になってきます。
低いレベルの選手ほどキャンセル力がない
身近なシチュエーションでいうとボール出しの反復練習でたまに外れてしまう場合があります。チャンスボールを高い打点で捉える最適でないボールも同じ打ち方をしてしまい当然にミスしてしまう。
判断ができていないし、この打ち方だけどミスしてしまうという察知能力もまったく働いていません。
瞬時に高いボールの練習だけど、ボールを落としてしまったので意識的にスピンをかけて返球するなどミスしない事を前提に修正していかねばなりません。
高いレベルの人ほどキャンセル力がある
まずトッププレーヤーはミスしてくれません。力でねじ伏せるような打ち方もしないので無駄なミスをしません。逆にこちらが仕掛けたショットに対してもそう簡単にのるような事はしてくれません。
段々と打つ手がなくなりますし低いレベルで戦っているとこの部分の苦労がなく勝手にキャンセルをしないでミスしてくれるのでだからこそレベルの高いステージで戦うことがとても重要になります。
最後に
ボール出しの例で出しましたが試合の中で例えると、攻める状況において相手の苦し紛れの返球がそこそこ深く重いボールに対して、かまわずラケットを振ってミスしてしまう。
ラットショットの状況でもプレースメント以上ではミスしてしまう可能性があるのにかまわずフルスイングしてしまうなど
他にもありますが、守りすぎてもいけないですし、一定を超えてはミスを犯してしまいます。ここら辺の感覚というかさじ加減ができる選手を目指したいです。