ラケットを振り抜く。色々な場面で言われる言葉です。劣勢の時、ボールが短い時、チャンスボールの時などなど。
今回は振り抜くメリットやその効果などをお伝えしていきたいと思います。
振り抜くメリット
やはり中途半端に振ってしまったりボールを入れにいってしまったりして逆にミスをしてしまう。そのような経験をされた方は少なくないと思います。
振り抜くより安全と思ってやったのになぜミスするのでしょうか?一つはやはり中途半端なスイングを元々練習していないのでそりゃ入る確率は低いですよねということです。
次に振り抜かないことによってスピンがちゃんとかからずにボールが落ちないということもおこりえます。また人は加減することはムラがあるので逆に難しいのです。
だから振り抜いたけど入らない
まずはそれでも入るぐらいの練習量が必要であること。ある程度感覚を掴んだら、自転車乗るのと一緒であまり練習量も必要ないと思います。
ではなぜ振り抜いてミスしてしまうのかというと振り抜くイコール120%のフルスイングになってしまうからです。
これでは当然とミート率も下がり当然とミスをしてしまいます。あまりにもアグレッシブになりすぎているこれが振り抜いてミスする原因であります。
オープンスペースに打つ
当然になるのですがオープンスペースに振り抜いて打てるようにしたいですね。相手を走らせることができますしウィナーも奪いやすいです。
ただそれだけの効果ではありません。対戦相手はスペースを作ってしまったときに考えます。これで返球したらまたオープンスペースに打たれてしまうと。
そうなるといつもは入れにいくショットを無理して打ってくれたり無理した状態から強打したりとミスを誘うことができます。そのような効果を見込むためにも振り抜きたいのです。
初速のあるボールを打ちたい
ラケットからボールが離れるときにゆっくり離れるのと、素速く離れるのとどちらが反応しずらいですか?当然後者であるかと思います。
初速を速くするにはゆっくりとして入れにいくスイングではならないのでその為に振り抜くことが必要なのです。
目の前で振り抜かれたら脅威
初速に繋がるのですが、例えば低く短いボールを入れにいくゆっくりとしたスイングと素速いスイングとどちらが反応しづらいかは既に皆さんもおわかりですね。そしてこの短い距離で振り抜かれたら脅威ですよね。そのようなインパクトをプレーの中でも与えてください。
最後に
ラケットを振り抜くこと。決してオーバースイングではありません。コントロール範囲内。そして浅く低いボールなど縦のスイングを使わなければ決して振り抜く事ができないので状況にあったスイングを選択するようにしてください。