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試合に勝つために必要な一番大切な考え方

ミスをしないこと

これに限ります。だけど中々理解されずらいのです。それよりもエースを決める、ハードヒットする、早いタイミングで取る。全てミスしないことありきの前提です。

ではミスしなければ良いのか?

ミスしない事をかなりしつこくそして強く伝えるのですが、ではミスしないためにどうするか?ロブを打つ選手がでてきます。

逆に訊きたいです。

それでどうやって勝つのか?

それが目指すプレースタイルなのでしょうか。このようなメルトダウンをおこす選手は少なくありません。

ハードヒットするな!とも言わない

ミスしなければハードヒットしても良いのです。5-0リード勿論してもかまいません。少しミスのリスクを含めても問題無いでしょう。

つまり状況やポジションの把握が必要です。ショットを選ぶことも重要です。それらを理解せずにただ闇雲に攻めたり、ハードヒットしたり、起死回生ショットを狙う。当然アンフォースドエラーが増えてしまいます。

オフェンシブ・ディフェンス

一定のレベルを保ち、ミスしない中でどれだけ攻撃的であるか。この一定レベルに行き着いていないのに攻撃をしてもポイントを取り続けることはできません。

たまたま勝ててしまう時もあるかもしれませんが、再現性がないので勝ち続けることはできません。

どれだけ正しい打点でとれるか

基本的なことになりますがやはり正しい打点でボールを捉えることが大切です。練習の時に小手先で打ったボールがたまたま入ったとしても緊張感の中で戦う試合の中で発揮することは難しいです。

多分たまたまも入ってなく必ずミスをしていることでしょう。そのミスを何も気にせず打つ事が練習と試合を別々なものにさせているのです。

ショットに対してどれだけ正しい判断ができるか

チャンスボールなのか、相手のヘビーボールなのか、弾むのか、軽いボールなのか、深いのか、4−0リードなのか、ファイナル4-4なのかで打ち方が変わります。

予想外のショットに対してキャンセルできるか

相手の返球が重く、思っていたより食い込んできたり、予想と違うバウンドだったり、体勢崩しているけど滑ってくるショットだったりと試合では色々な状況がでてきます。

体勢崩しても、スペースがあっても、重いボールだったり滑ってくるボールを何も考えずハードヒットしたらミスするのは当然です。

全て同じ打ち方ではなく微調整が必要です。その微調整が細かくできる事によってミスを減らすことができるのです。

最後に

ミスしない事とはディフェンダーの配備にも繋がります。自分のラケットに当たったら必ず相手コートに返球できるようにしましょう。勿論試合の中でミスをしない事は不可能です。

そのミスから何を学ぶのか、何につなげるのかを練習の時から考えて実行に移す癖(反復)をしなければいつまでたっても試合で発揮することはできません。

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