手打ちについてですが前回は手打ちをしてしまうデメリットをお伝えしました。それらを気をつけながら今回は手打ちを克服することでどのような素晴らしい効果が生まれるのかをお伝えします。
手打ちを克服することは身体全身で打つことができるということに置き変えてお伝えしていきたいと思います。
身体と腕を同調させる
これは前回もお伝えしましたが身体と腕を同調させることは手打ち以外にもとても重要なことです。その為にもまずはショートスイングでもいいので完全に腕を使わないスイングで打ってみてください。
それが身体に染みつくと身体の幹からスイングをおこなうことができますのでお薦めです。
イメージとのエンゲージができる
エンゲージする。繋がるという意味が含まれますが色々なものが繋がります。スピード、筋肉、神経それらが自分のイメージと細胞レベルで繋がるのです。
これがテイクバックのタイミングだったり特にテイクバックから切り返しを始まるこのリリース部分の遅れがなくなり重いボールを打つことができます。
緊張した場面でもイメージ通りに打てる
練習というのはこの緊張した場面でどのような打ち方をするか?選ぶか?というのを考えながら取り組む必要があります。
身体で打つ事によって迷いがなくなりより精神を安定させて打つことができ、更にアンフォースドエラーの確率を下げてくれます。
緊張した場面で身体を使って打てることによって、その緊張していた場面がそこまで緊張しないで打てる場面に変わってくるでしょう。
スイートスポットで打つ確率を上げる
腕や小手先を使わないことは正しいスイートスポットで捉えることを高める事ができます。どんなにスイングスピードを上げてもスイートスポットで捉えられなければエネルギーは伝わりません。
逆に精度高くスイートスポットで捉えることによってそのままボールにエネルギーを伝えることができます。
最小限で最大限のパワーを伝える。無駄なエネルギーを使わずに試合で戦うことは短期的にも長期的にもとても重要です。
最後に
手打ちを避けたい。誰でも思うことですが、なぜ避けたいのか?勿論前回と今回のエントリーであげたことが含まれますが、やはり大きく捉えるとテニスは再現性のスポーツです。何度も同じ事を繰り返す技術が大切です。
どのスポーツにおいても反復練習が大切ですがそれは正しいフォームでの反復練習でないと意味がなくなります。
正しいフォームで反復練習をおこなうことによって再現性がより精度高く上がっていきます。試合でも練習と変わらない力を発揮することができるでしょう。