2回に分けてお伝えしましたアプローチですが今回で最後の3回目になります。今回は実際にどのようにしてアプローチに持っていくか実践編でお伝えしていきたいと思います。
3球攻撃
サービスキープを当然と行うためにも持っておきたいポイント取得パターンです。またサービスキープ率を上げるといっても必ずしもビッグサーバーである必要はありません。
自分の中で3球目を想定したサーブを打ち予め予測をしておくことにより高い打点で打つ事ができ取得率を上げられます。
フォアサイド・ワイド
右利きの方はスライスサーブを打ち相手を外に追い出します。その返球はクロスに引っ張ることは簡単ではないのでバックサイド、もしくはセンター方面に打って来ることを予測をしておきます。
そしてフォアハンドで回り込み高い打点で逆クロスへ打ちこみます。
左利きの方もこのフォアサイド・ファイドは有効です。相手のクロスに引っ張られないリターンを相手が戻る逆の方向であるダウンザライン（リターンしてたポジション）に打つ事によって相手の重心の逆をつきます。
バックサイドやセンターボディーにも色々な球種を混ぜて3球攻撃を狙っていってください。
フォアハンド・ダウンザライン
相手の少しでも短いボールに対してすかさずネットを取ります。これはクロスコートのラリーにおいても同じです。
ただ力任せにクロス打つのではなく軌道をや球種に変化を加えることによって相手のスイートスポットを外すことができ短いボールを誘います。
その為にクロスコートラリーにしましょう。短いボールが来たらすかさずダウンザラインに打ってネットをとります。
バックハンド・ダウンザライン
このバックの高い打点をダウンザラインに打てることは攻撃力をアップする一つの要因です。
相手がバックに狙ってきてもミスヒットやコントロールミスで短いボールがきます。また自分がフォアに打った鋭いショットに対して引っ張ることができずに無意識にバックサイドに打って来ることも多いです。
このバックサイド側の短いショットを高い打点でアプローチにできるか、落としてしまいクロスに打ち振り出しに戻すかでポイントの終わらせ方にかなり影響してきます。
最後に
アプローチやネットを取られることに慣れている、もしくは誘っている選手もいます。無理してエースを奪おうとせず足下に沈めてきたり、バックハンドクロスコートに引っ張ることができなかったらディンクショットを選択してきます。
このショットに対して驚いたり無理矢理決めにいこうとしてしまうとミスを誘われます。足下にボールが着たら無理せずファーストボレーをオープンスペースに、ミスしそうなら相手めがけてでもいいのでボレーミスだけは避けるようにしてください。
一回一回ミスしてしまうと相手に恐怖感を与えられずにまったくプレーシャー感じないショットを打ち始めてきてしいネットを奪うことにも注意が必要です。