ボレーで仕留めたい。ポイントを終わらせたい。今回はどのようにしたらボレーでポイントを終わらせられるかについて技術的なものも含みますが考え方が一番伝えたい部分であります。
ストローカーだからこそボレーで仕留める
ストローカーというと全てエースでポイントを終了するのかと思われますが強力なストローカーと言われる選手ほどボレーで終わらせることができます。
ボレーでポイントを終わらせられる選手のことをフィニッシャーといいますがトップの選手ほどこのフィニッシャーが多いのです。
ネットにでないデメリット
やはり上のレベルに行けば行くほど相手もディフェンス能力が上がり、そして攻める側もただハードヒットするだけではどんどんとアンフォースドエラーをする確率が上がってしまいます。
ボレーが上手い必要があるのか?
特別なボレーのスキルは必要ありません。最後の一球を決められるそのようなボレーのスキルを持っておくことです。
ボレーで勝負に行くな
その為にはボレーで勝負に行ってはいけません。ボレーで勝負とはスライスからのアプローチや相手にプレッシャーをかけるためにネットにでたり、サーブアンドボレーを多用しすぎたりといわゆるネットプレーヤーが行うネットプレーです。
このようなネットプレーはスキルがとても必要になってくるのでお薦めしません。それなりのネットプレーの練習量も必要です。
冒頭であげたように最後の一球をオープンスペースに決めるスキルさえ持っていればどれで充分なのです。
アプローチで主導権握れ
その為にはになりますが、ここからがネットで勝負しない為に必要なことであります。70〜80%ぐらいはやはり相手を追い込んでからネットにでたいです。
相手の体勢を崩す
ただ速いボールを打ったりオープンスペースに強いボールを打つだけでは中々対戦相手の体勢を崩すことはできませんので球種の選択が重要です。
相手の振り遅れを誘い、逆をついたりとそのようなショットを打ってからのネットになります。
スイートスポットを外せ
球種の変化を意図的に行うことによって振り遅れたり、タイミングをずらしたりとアプローチを打てるようなボールを誘います。
ニュートラルのラリーではただひたすら打つのではなく大きな球種の変化を加えたり、小さな球種の変化を加えたりと色々な変化を入れることによって、相手はなんとなくミスしたり今日の調子のせいにしたりとします。
精度を落としミスを誘ったり短いボールを打たせたりして更に相手にプレッシャーを与えます。
ネットでたからには必ず決めろ
相手もパッシングショットを打って来ます。全てが自分の思い通りのショットが返ってくるわけではありません。
時には厳しいパッシングを打たれたりもします。それでも驚かずに簡単にミスをしないようにしましょう。そうすると相手は更に無理して打ってきてミスを誘えるのですから。