試合になると、どうしてもその場しのぎになってしまい相手によって左右されたり、その時次第の勝負になってしまいがちです。
勿論、全て自分の思い通りに戦うことはできませんが、相手の思い通りに戦う必要もありません。当然と臨機応変さは兼ね備えておく必要はありますが、基本的には自分のフィールド内で戦いたいものです。
相手のフィールド内にいた時はどうするか?
戦わない
これに限ります。戦わないといういい方は少し極論になってしまいますが、できるならば逃げる、付き合わないということです。もっと肯定的にとらえてもらえるのならば、心地よく相手にプレイをさせないことです。
勿論いろんな状況で戦える事は素晴らしいですが、なぜ、そのようなことをするかというと、そのようなマルチ対応して戦える選手はとても少ないです。
何よりも色々やりすぎてしまうことによってアンフォースドエラーに繋がってしまいます。
最悪、アンフォースドエラーだけで済むのならよしとしましょう、良くないですが。このエラーが出ることによって自分の得意パターンもにも悪影響を与えてしまい発揮できなくなってしまうのです。
焦ってミスしてしまったりフラストレーションをためて見逃したりと良い部分も消えてしまいます。
そうならないためにも自分の得意なパターンになるまで我慢をすることです。我慢をするというとそれまで耐える事になりますが、どうのようにしたらそのパターンに近づけるか常にアンテナを張り相手をみながらミスしない中で相手に仕掛けていく必要があります。
そして自分の中の得意なパターンに持っていいけた時に存分に自分のフィールドで戦い相手を痛めつけてください。
自分はどう戦っていたのか?
僕は一発のフォアハンドやサーブなどを持っていません色々とチャンレンジして考えた結果、得意な武器は戦術にすることにしました。
その戦術でどのように戦ったかというと最終的にアプローチにつながるように戦術を組み立てていました。
そのため考えたのは、どのようにしたらアプローチにつなげるか、アプローチを探しあてていくかでした。ここを中心に全てを考えるようにしていました。
もちろんディフェンスのシチュエーションではいきなしアプローチには持っていけないので、ディフェンスになった時はどのようにしたらニュートラルに戻すことができるかを考えていました。
それもアプローチに持っていきたいからです。
アプローチに持っていきたいから攻められても無理して一かバチかを狙わない。チャンスボールでも自分の当たりがちゃんとしたアプローチにならなかったらネットにでないでもう一度アプローチにつなげるなど全てアプローチに繋がるように考えていました。
次回は具体的なシチュエーションを含めてお伝えしていきたいと思っています。