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テニスIQが高い選手が必ず試合でやること 後編

テニスに限らずどのスポーツのどの分野でもIQの高さというのがとても重要視されてきています。サッカーでいうと久保選手のインテリジェンスはとても評価が高いです。僕の好きなマンチェスターシティーのデブライネ選手もしかり、NBAではただダンクが強い、運動神経が良いだけでは戦えなくなってきています。

前回の長くなりすぎてまとめられなかったのでその続きです。では下記に6つ上げていきます。是非最後までご覧ください。

テニスIQが高い選手が必ず試合でやること 前編

 

ポジション等の把握がすばらしい。

状況によって今自分はどこに立たないと(ポジションを構えないと)いけないかを瞬時に判断することができる選手。

常に相手の嫌がるポジションに立っているので対戦相手はいつも目に入り攻めづらくアンフォースドエラー誘うことでできます。自分が何もしなくても相手がポイントを与えてくれるようになります。

自分の勝ちパターン(セオリー)を持っている

どうしたら自分の得意な勝ちパターンに持っていけるかを常に考えています。そのパターンにもっていく為には何が必要なのか逆算して組み立てることができます。テクニックも戦術で使うテクニックの練習に励みます。

セオリーに反した事ができる

IQの高い選手は相手を心地よくプレイさせないためにセオリーに反したことをゲームの中に入れていきます。それはセオリーに反したことをあえて選択しています。意識的に入れているので自分が気づかずやってしまっていることとは違います。

そうなると次は相手が引っかかる番です。セオリー通りにプレーをできないのでとてもストレスを抱えながら、どこか心地悪い思いをしながら対戦相手はプレーすることになります。

対戦相手の心理を読む事ができる

IQの高い選手は相手の心理を試合の中で読み、相手は何をやられたら嫌なのか、何が得意でやりたいのか、相手の体力がどのような状態なのか? ではその為にはどのように攻めるべきかなどを考えながら戦います。

どのようなミスでストレスを掲げているか、何が苦手なのかなどを考えながら試合を組み立てていきます。

無駄なエネルギーを使わない

最適なタイミングで最適なパワーを発揮する。全てのボールを全力で打ったり、ゲーム序盤から全開で戦ったり、決してエネルギー100で済む場面で常にエネルギー200をだすような無駄使いはしません。

エネルギー100に対してだすエネルギー101で済むことを理解しています。電気のスイッチをオンにするの一緒。オンになる力以上は必要とせずに最適な力を加えてスイッチをオンにすることができるのです。

自分ができることを把握している

やることがはっきりしているためIQの高い選手は無駄なことをしません。裏を返すと自分の得意なパターン意外では無理して攻めるような事はしません。その為、ポイントを落とす確率も減らすことができるのです。

最後に

IQの高い選手、試合で勝つ選手はタレントだフィジカルの才能だと言われがちですがそうではありません。決して突出した才能がなくても色々な部分が少し優れているだけで結果を出すことが可能なのです。そしてその少し優れている部分が多い選手ほど試合で結果を出す選手になるのです。

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