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ボレー打ち方の教科書

ボレーについてですが今ではストロークが中心の選手が多いためプレースタイル的にネットプレーの比重はそこまで高くないというのは前回のエントリーでもお伝えしました。

ボレーで最後は決めること。ネットに行ったら必ずポイントをフィニッシュすること。ボレーで勝負に行かないこの考え方はとても重要です。

特別なスキルは必要ない

オープンスペースにボレーを打つので特別なボレーのスキルは必要ありませんが、しかし相手も毎回打ちやすい場所に打って来るわけでありません。

どうにかしてリスクを負わせて打たされたり一か八かのスーパーショットがコートに入ってきてしまったというケースもでてきます。

やはり必ず相手のコートに打ち返すためには正しいスキルと打ち慣れておくことがとても大切です。

3つの打ち方

ボレーというと必ずバックスピンのきいた縦回転のボールを打たなければならないと思われがちですが必ずしも毎回打つわけではありません。

シチュエーションによって大きく3つの打ち方を打ち分けるようにします。

通常ボレー

厚みの加え方を省き、時計でいうと、6時から5時のあたり少し外側部分にあたる部分を捉えます。コンチネンタルで握るボレーのグリップはこの打ち方がとても捉えやすいです。

通常のボレーのイメージこのうち方がしやすいのではないかと思います。ただしネット近くや、遠いボレーなど、この打ち方だけではボールが相手コートで止まってしまうデメリットがでてきます。

アウトサイドイン

ボールの内側をアウトサイドから捉えてスライス回転とサイドスピン回転を混ぜて打ちます。ローボレーの時などこの打ち方が効果的です。

6時から7,8時あたりの身体に近い部分を捉えます。サイドスピンがかかりやすい打点です。

相手の速いボールなど、タイミングを合わせる事が難しい時など予めラケットをインパクトに準備しておいて、インパクトの瞬間インサイドにラケットを引くとタイミングが合わせやすく、かつサイドスピンも自然とかかっているのでボールが着地してから弾みません。

下から上

同じ縦回転でもスライス回転ではなくいわゆるトップスピンがかかるように打ちます。下から上にラケットを振ります。

トップスピンとの違いはグリップの握りは同じボレーのグリップでありコンチネンタルで握っているので更に厚みでボールを飛ばします。

遠いボレーを角度付けたりダブルスなど相手前衛に向かって初速の速いボールを打つときなどに使います。

上記挙げた3つを上手く掛け合わせる

以上この3つの打ち方を覚えておくことによってたのシチュエーションアドではミックスして打ったりします。

ハイボレーなども後ろから前のスイングではフカしてしまう可能性があるのであえて入りやすいアウトサイドインでラケットを入れてしまいます。

色々な打ち方を掛け合わせて状況にあったボレーのスイングを確立してください。この経験を蓄積しておくことでミスをしづらいボーレーで相手のパッシングショットに対してより負担をかけることが可能になります。

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